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主な事業


1 地域生活支援プロジェクト委員会を設置します(8月2日設置済)

 地域の生活支援ニーズを的確に把握し、必要な人材養成プログラムを構築すること、マニュアル作成などに専門的な知見を活かすこと、また、幅広い人材の参加によって本事業の認知度を高め、普及促進に寄与することをねらうものです。年3回開催し、マニュアル作成などの作業に別途3回の作業部会を開催する予定です。

2 地域連携会議の開催

 対象地域の団体(町内会、地区社会福祉協議会、NPO、地域包括支援センター、介護事業所等)を集めて開催。事業の周知や事業への協力を要請します。年2回(事業開始当初、2014年2月)の開催を予定しています。

3 人材養成カリキュラム・テキスト作成と人材養成講座開催

 認知症の理解や知識の涵養ばかりではなく、これまでの生活や地域のつながりを大切にする実践的なカリキュラムを組み立て、即役立つ人材の養成を目指します。プロジェクト委員会の知見を活用し、福祉系大学の協力を得ながら講座で使用するテキストを作成します。

 また、上記カリキュラムとテキストを活用し、対象地域とその周辺の住民などに呼び掛けて開催します。

4 地域の居場所との連携

 地域には、地域団体の会館やサロンなどの居場所づくりが進められている。サークルや趣味の活動、生涯学習、社会貢献など多様な人材が集う場を活用し、無理なく参加できる体制を整え、地域の認知症の高齢者や家族などを支えるネットワークづくりを進めます。

 認知症の当事者、家族、福祉、医療関係者や地域の支援者が出会う場・オレンジカフェをつくり、相互理解を深める。演劇ワークショップで寄り添い方を学んだり、音楽療法を取り入れたり、気軽な関係づくりを行います。

5 ボランティアのコーディネートと実践活動

 地域包括支援センターやケアマネージャーなどの協力を得ながら、地域の認知症や認知障害の高齢者を対象にし、上記で養成した人材をコーディネートし、支援を体験するモデル事業を実施します。地域の福祉関係者、参加者、利用者のアンケート、ヒアリングを行い、コーディネート上の課題を整理し、支援の方向を探ります。

6 マッチングのマニュアル作成

 地区社会福祉協議会など地域団体が利用することを想定して、イラストやフロー図などでわかりやすい支援やコーディネートの方法、支援にあたっての留意点などのマニュアルを作成します。

7 認知症支援のあり方を考えるシンポジウム開催

 事業で得られた知見、成果を関係団体、市民に幅広く周知し、事業の普及促進を図るため、2014年3月に認知症支援についての専門家の基調講演、本事業の実施報告、講演・報告を踏まえたパネル討論を内容としたシンポジウムを開催します。

 なお、事業報告を作成し、概要版はシンポジウム参加者に配布するとともに、web上で経過を含めて掲載し、広く発信します。

 


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